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イベント活動報告

2024.2.27 開催 NEW

日本家政学会関東支部若手の会

春季勉強会「消費者と家政学―消費者の視点から家政学を捉え、社会課題と研究テーマの関連性を考える―」

主催関東支部、関東支部若手の会
報告者佐藤祐子、高橋美登梨
実施テーマ消費者と家政学―消費者の視点から家政学を捉え、社会課題と研究テーマの関連性を考える―
日時2024年2月27日(火) 13:30〜15:00
会場主婦会館プラザエフ
講師目白大学 社会学部 社会情報学科 教授 田中 泰恵 氏
参加人数家政学会員 8名
勉強会の概要と様子講師の田中先生からご講演をいただいた後、エシカル消費、SDGs等との関わりについて参加者が自分自身の研究・教育内容を踏まえ、現在抱えている課題や今後の展望について意見交換をしました。久々に対面での勉強会の実施となり、和やかな雰囲気の中、それぞれの研究領域から社会にどのようなアプローチをしていくことができるのかを考える機会となりました。

意見交換の様子

集合写真
以後の勉強会について「大人のゼミ」のような雰囲気で気軽に意見交換ができるテーマ設定および講師を依頼できるとよい。無理のない範囲で共同研究(最終的には論文作成へ繋がる形)が実施できる関係性を構築することを目的に実施していきたい。

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2023.10.7 開催

日本家政学会関東支部若手の会

秋季オンライン講演会・茶話会「災害時に活かせる家政学 住居編 「家政学の視点から防災対応・迅速復旧型の市民をつくる〜避難所、仮設住宅を中心に〜」

主催 関東支部、関東支部若手の会
報告者 佐藤祐子
実施テーマ 秋季オンライン講演会・茶話会「災害時に活かせる家政学 住居編 「家政学の視点から防災対応・迅速復旧型の市民をつくる〜避難所、仮設住宅を中心に〜」
日時 2023年10月7日(土) 10:00〜11:30
会場 オンライン(Zoom)
プログラム @ 講演会(60分) 10:00〜11:00
 「災害時に活かせる家政学 住居編 「家政学の視点から防災対応・迅速復旧型の市民をつくる〜避難所、仮設住宅を中心に〜」
 講師:日本女子大学家政学部住居学科教授の平田京子氏
A 茶話会(30分) 11:00〜11:30
参加人数 家政学会員 38名、非学会員 6名、総計 44名
(講演会参加者 34名、茶話会参加者 25名)
参加費 無料
講演会の概要と様子
講演会の様子(個人情報保護のため、一部画像処理されています)

・講演会では、「防災対応・迅速復旧型の市民をつくる」というテーマで、地震発生時に想定される被害について説明があったのち、避難所と仮設住宅の現状および課題についてお話をいただきました。
体験会の概要と様子
茶話会の様子(個人情報保護のため、一部画像処理されています)

・茶話会では、講演会の内容について平田先生への質疑応答を中心に、積極的な意見交換が行われました。復旧時には共助の取り組みが大切となるため、若い世代の力が必要であると防災教育の重要性を確認することができました。

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2021.10.19 開催

日本家政学会関東支部若手の会

秋季オンライン講演会・茶話会「災害時に活かせる家政学 食事編 ほっこりあたたかおうち時間〜スープを中心とした保存食の活用法〜」

主催 関東支部、関東支部若手の会
報告者 川端博子、矢部えん
実施テーマ 秋季オンライン講演会・茶話会「災害時に活かせる家政学 食事編 ほっこりあたたかおうち時間〜スープを中心とした保存食の活用法〜」
日時 2021年10月9日(土) 10:30〜11:35
会場 オンライン(Zoom)
プログラム @講演会(40分) 10:30〜11:15
 「スープを中心とした保存食の活用法」
 講師:東京医療保健大学医療保健学部医療栄養学科 教授 御堂直樹氏
A茶話会(20分) 11:15〜11:30
参加人数 家政学会員 31名、非学会員 12名、総計 45名
(講演会参加者 45名、茶話会参加者 44名)
参加費 無料
講演会の概要と様子
講演会の様子(個人情報保護のため、一部画像処理されています)

・講師の御堂直樹氏より、インスタントスープの製造方法から栄養価値、生理的な効果に加え、加工食品の最新技術、食品企業の期限設定の考え方などについてもお話をして頂きました。
体験会の概要と様子
茶話会の様子(個人情報保護のため、一部画像処理されています)

・茶話会では、講演会の内容について御堂氏への質疑応答を中心に、スープを日持ちさせるための工夫点や災害時に利用し易い食品開発について、オンラインではありますが参加者間での意見交換をすることができました。

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2019.8.29 開催

2019年度日本家政学会関東支部若手の会

講演会・体験会 「写真で残す家政学〜魅せる写真で「映える」を導くテクニック〜」

 日本家政学会関東支部若手の会の取り組みとして、今年度は「写真で残す家政学〜魅せる写真で「映える」を導くテクニック〜」と題し、食べ物を美しく撮影するための学びの場の提供を行いました。講師には株式会社オージーフーズ・フードコーディネーター事業部のフードコーディネーターとカメラマンの方々をお迎えしました。
 講演会では、「少しのコツで生活を豊かにする料理の盛り付け方・写真の撮り方」という講演題目で、彩り・高さ・バランスを軸に食べ物が美味しく見える盛り付けについて、さらに撮影時の真俯瞰・斜俯瞰というアングルやライティングのコツについてお話をしていただきました。
 体験会では、講演会の内容を踏まえてデモンストレーションを行っていただき、その後サラダの盛り付け体験と携帯電話のカメラ機能、デジカメ等を用いた簡易撮影の体験をしました。参加者は、盛り付けや食器、ランチョンマットのコーディネート等についてグループワークで話し合い、講師の方々にも積極的に質問をしていました。
 終了後は「実用的な内容で勉強になった」「講義後に実際に体験できたので良かった」等の意見が多く聞かれ、参加者の方にとって満足度の高い、また参加したいと感じる企画になったと思います。今後も引き続き普段できない家政学に関する体験を取り入れ、より満足度の高い企画を行っていきたいと考えております。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。


講演会 写真撮影のデモンストレーション
サラダの盛り付け体験 簡易撮影の体験

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2018.8.22 開催 NEW

平成30年度日本家政学会関東支部若手の会

講演会・体験会 「日本の色と和菓子の色を学ぶ」

 日本家政学会関東支部若手の会(関東支部共催)の取り組みとして、昨年度に引き続き、今年度も『色』をテーマに、日本古来の色と和菓子に着色されている色について学びの場の提供を行いました。
 講演会ではお茶の水女子大学理系女性教育開発共同機構の助教である雨宮敏子氏をお迎えし、「布の色と季節感」というテーマで、日本には古くから“かさね色目”という季節に合った色あわせがあり、時代と共に移り変わっていることやアンケート参加型で自分の季節のイメージとアンケート結果を比べることが出来るご講演を行って頂きました。
 体験会では東京製菓学校校長である梶山浩司氏をお迎えし、「三原色で組み合わせる日本の四季の色」として、和菓子における色の出し方、東西の色の差、呼び名の違い、世界における和菓子の立ち位置等についてご講演を頂きました。その後、菊・紅葉・ひとつ栗の練りきり体験を参加者が各自行いました。さらに、東京製菓学校の先生によって「ハサミ菊」のデモンストレーションを見せて頂きました。
 講演会に関しては、色というものが時代とともに移り変わっているということ、日本人の感覚が変わっていることなど、講演後多くの質疑応答が行われました。体験会に関しても、和菓子は食べたことがあるが、実際に体験と講義を受けたことのある参加者は少なく、体験中に積極的に質問が飛びかいました。終了後は「満足度の高い体験会であった」「なかなか出来ない体験が出来てよかった」等の意見が多数聞かれ、多くの参加者の方にとって大変有意義な講演会・体験会となりました。
 今後も普段出来ない家政学に関する体験を取り入れ、講演と合わせて行っていくことで、より満足度の高い企画を提供していきたいと考えています。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。


講演会:「布の色と季節感」について講演される雨宮氏
講演会:「重ね色目」のサンプルを実際に
見ることができました。
体験会:「三原色で組み合わせる和菓子の色」
について講演と実演をする梶原氏
体験会:梶山氏から和菓子技法をレクチャー
されている様子。
体験会:参加者が作った和菓子。
(左「紅葉」、右「菊」)

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2017.9.16 開催

平成29年度日本家政学会関東支部若手の会

講演会・見学・体験会 「外からみた家政学〜江戸の色を学ぶ〜」

 日本家政学会関東支部若手の会(関東支部共催)の取り組みとして、本年度より、「外からみた家政学」をテーマに据え、初回として江戸より続く染色、着物について学びの場の提供を行いました。
 見学・体験会では「東京染ものがたり博物館」にて江戸における染色の歴史、各種染物についてご講演いただき、実際に桜小紋の糊付け、名入れの体験を参加者が各自行いました。 
 その後、日本女子大にて十文字学園女子大学語学教育セクター教授であるシーラ・クリフ氏をお迎えし、「外からみた家政学 〜江戸の色を学ぶ〜」というテーマで、日本の民族衣装である着物について伝統美だけではないファッションという観点から講演を行って頂きました。
 多くの参加者が、初めて染め付け体験を行い、染工房を体感するなかで、様々な質問が飛び交いました。講演会についても、海外からはどう見えているのか・捉えられているのか、「普段出来ない体験でよかった」「もっと体験がしたい」「色々な捉え方が聞けた」という言葉が多く聞かれ、満足度の高い体験会・講演会となりました。
 今後も家政学に関する体験会を取り入れていくことで、より満足度の高い企画を提供していきたいと考えております。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。


体験会の様子
 
講演会の様子  

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2016.9.6 開催

平成28年度日本家政学会関東支部若手の会 夏季講演会・座談会・見学会「私らしさ応援セミナー〜これからの働き方とマネープラン〜」

講演会の様子
講演会の様子

小野先生講演
見学会の様子

例年大好評の「これからの働き方を考える」シリーズ第5弾として、今回は、講師に社会保険労務士の音川敏枝氏をお迎えし、「私らしさ応援セミナー〜これからの働き方とマネープラン〜」というテーマで講演会を行って頂きました。ライフプランを基に年金のもつ問題や現状など、参加者の大半がこれから直面する年金と老後の資金について分かりやすく解説して頂きました。

続く昼食会では、音川氏も同席頂き、講演会の内容を踏まえたマネープランや参加者各々のライフプランについてなどの座談会を行いました。  その後、国立印刷局東京工場を見学し、紙幣についての歴史や日本の精巧な製版技術を知ることができました。 参加者の半数以上であった20代30代女性にとっては、マネープランの話を聞くことで、今後の人生設計を見直すきっかけとなりました。また、50代60代の参加者にとっては今考えるべきテーマであったため、参加者からは「良いきっかけとなった」という言葉が多く聞かれました。

「私らしさ応援セミナー」を毎年続けていく中で、今回、初めて見学会を取り入れましたが、講演会でマネープランの話を聴講した後に国立印刷局の見学をしたことで、改めて「お金」について深く理解することができ、参加者からも見学会前のアンケートより「なかなか機会がないと入れない施設に入れるので楽しみである」という声を多く頂き、とても満足度の高いセミナーとなりました。

若手の会では、今後も生活に役立つ身近なテーマでイベントを企画していきたいと考えております。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

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2016年2月18日(木) 開催

平成27年度 日本家政学会関東支部若手の会 冬企画 幹事会+α 座談会「これからの関東支部 若手の会を考える」

2月18日に共立女子大学にて、関東支部若手の会幹事を中心とした座談会が開催されました。今回は、本部との連携も視野に入れ本部若手の会の先生や元関東支部若手の会の代表の先生もお招きし、これからの若手の会の運営や活動について様々な意見や、アドバイスを頂きました。関東支部若手の会では、研究者や教員を目指す学生や、出産・育児もこなす若手研究者のサポートをしていくことを目的とし、そのような若手の方々の「働き方を考える」ためのイベントを多く行ってきました。今後の活動について「マネープラン」「時間」「マナー」「ファッション」等、「働き方を考える」という大きなテーマの中で、将来的に展開が可能な企画のアイデアを見出すこともでき、大変有意義な座談会となりました。今後もより多くの学生や若手研究者に向けて、有意義な企画や情報発信ができるよう努めて参ります。お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。

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2015.9.12 開催

平成27年度 日本家政学会関東支部若手の会 夏企画 講演会・座談会「家庭と仕事〜家庭生活マネジメントと多様な働き方〜」

藤田先生講演
「生活経営学の立場からの家庭生活マネジメント
〜家庭科教育の視点も交えて」
東京学芸大学教育学部生活科学講座 専任講師 藤田智子氏

小野先生講演
「多様な働き方を加速させる社会の実現に向けての試みと課題」
合同会社カレイドスタイル 代表 小野梨奈氏

平成25、26年度にご好評をいただいた企画の第4弾として、今回は日本家政学会生活経営学部会会員 東京学芸大学 藤田智子氏、及び、女性フリーランスを応援する合同会社カレイドスタイル代表 小野梨奈氏の2名をお迎えしました。藤田氏には研究者の立場からこれまでの調査研究で得られたデータを用いた話題提供を、小野氏には実業家の立場からご自身の体験を含めて貴重なお話をいただきました。

座談会活発な意見交換

講演後の座談会では、家庭と仕事への向き合い方、家事分担、世代による考え方の違いなどについて活発な意見交換が行われ、自分たちの働き方を見つめ直す有意義な時間となりました。

意見交換 座談会の様子

参加者からのアンケートには、「固定観念が染みついているのだと気付いた」「フリーランスという新しい働き方を知ることができてよかった」といった意見をいただきました。 今回は学生の参加が多く、男性も2名ご出席くださいました。これから社会人となり子育て期を迎える学生や、子育て期の渦中にある若手にとって、講演会の参加によりいろいろな情報を得ることは、自身の可能性や視野を広げる機会となります。若手の会では、今後も皆様に必要な情報を発信できるよう活動していきたいと考えております。多数のご参加ありがとうございました。

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2014.8.7 開催

平成26年度日本家政学会関東支部若手の会主催 講演会・座談会「育児と介護 働きながらの向き合い方」

平成26年度日本家政学会関東支部若手の会主催 講演会・座談会「育児と介護 働きながらの向き合い方」
大阪教育大学 准教授 小崎恭弘先生 講演
父親から考えるワークライフバランス

平成26年度日本家政学会関東支部若手の会主催 講演会・座談会「育児と介護 働きながらの向き合い方」
宇都宮短期大学 教授 中川英子先生 講演
−前倒しの人生〜あるライフコースから−

平成25年度に好評を得た企画の第3弾として、今回は大阪教育大学 准教授 小崎恭弘先生、宇都宮短期大学 教授 中川英子先生をお迎えし、育児と介護を踏まえたこれからの働き方についてご講演頂きました。小崎先生には、父親の役割、ワークライフバランス、社会における父親の立場について、男性の視点から貴重な話題を提供頂きました。また、中川先生より育児と介護の関わりについてご自身の経験を基に、仕事と家庭の両立、介護における役割、今後の展望等、具体的なお話を頂きました。

平成26年度日本家政学会関東支部若手の会主催 講演会・座談会「育児と介護 働きながらの向き合い方」

平成26年度日本家政学会関東支部若手の会主催 講演会・座談会「育児と介護 働きながらの向き合い方」

さらに座談会では、参加者の育児や介護の向き合い方・課題について、それぞれのキャリアからのお話を伺い、自分たちのライフワークを見つめ直すきっかけとなりました。アンケートには、「"育児と介護"の両立、さらに"仕事"との三本柱の生活を現実的に考えなければならないと気付かされた。」といった意見がありました。ワークライフバランスや女性の活躍促進、およびそれを支える家庭や社会体制の強化など広い観点での情報共有ができ、大変有意義なものとなりました。

また今回も会場内に託児所を設け、6名のお子さんに利用していただきました。講演会に参加することは、子育て期にある若手にとって仕事を推進するためのよい機会となります。若手の会では、より多くの方が仕事と家庭生活を両立していけるように今後も活動していきたいと考えております。多数のご参加ありがとうございました。

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2013.12.7開催

平成25年度日本家政学会関東支部若手の会主催 座談会「これからの働き方を考える」

夏企画が好評に終わり、第二弾として今回はお茶の水女子大学所属・日本学術振興会特別研究員-RPD 坂本有芳先生をお迎えしご講演頂きました。この講演「子の発達段階とキャリア・デザイン」の主旨は、「子の年齢時期に応じた周期段階を意識し、自らの能力や資質、興味を自覚しながら、仕事生活の展望を描くことであること」であることを説明されました。その後、「出産タイミングとキャリア」、「子育てと仕事との両立―発達段階による違い」「働く母親が利用する資源」「キャリアの段階、長期的な展望」について、実施されたばかりの調査結果をふまえた知見が示されました。

アンケートからも、「今まで働きながら子育てをされている方のお話しを聞く機会があっまりなかったので、とても勉強になった。子育てをしながら働くことは大変だと思っていたが、今回の講演を聞いてそんなに今から心配する必要はなく、なんとかなることが分かり不安がなくなりました。」と。また、「将来仕事と家庭を選ばなければならないと思っていたが、具体的な例が聞けたことで、少し気持ちが楽になりました。」など講演会・座談会に対して大変好意的なご意見を頂きました。

また、「将来仕事と家庭を選ばなければならないと思っていたが、具体的な例が聞けたことで、少し気持ちが楽になりました。」など講演会・座談会に対して大変好意的なご意見を頂きました。今後もより多くの学生や若手研究者に向けて、有意義な企画ができるように努めて参ります。お忙しい中ご参加いただき大変ありがとうございました。

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2013.8.7開催

平成25年度日本家政学会関東支部若手の会主催 座談会「これからの働き方を考える」

今回の座談会では、参加者全員の自己紹介からスタートし、研究・進学・教育などの仕事や、結婚・出産・育児・介護などの生活について、自由に意見交換しました。参加者は14名で、大学院生、助手、大学や専門学校の専任、非常勤教員などであり、これまでのキャリア、研究内容、パートナーとの出会い、育児や介護の様子など、さまざまな話を伺うことができました。それぞれのキャリアを知り、抱えている問題を共有できただけでなく、産休や育児・介護休業のときに参照・依頼できる代講リストの作成を進めようといった声もあがりました。予定時間を超え2時間半に渡りましたが、話は尽きず、次回を望む声を多数頂きました。

また今回は、若手の会の初の試みとして、会場内に臨時託児所を設け、4人のお子さんを専門スタッフに預け、元気な声が届くなか、座談会を進行しました。ある参加者が「こうした状況で会をすることが当たり前になってくれれば」とおっしゃっていたように、若手の会では、これからの働き方がより充実できるような取り組みをしていきたいと考えています。

アンケートにおいても、「大変有意義な会だった」「楽しい座談会だった」「ぜひ第二弾を企画して欲しい」「託児サービスが画期的」といった意見がありました。そこで、12月開催の冬企画でも、今回の延長として、後援会と座談会を実施することを決定しました。今回、ご参加くださり、さまざまなお話を聞かせてくださった皆さま、大変ありがとうございました。今後もより多くの学生や若手研究者に向けて、有意義な企画ができるよう努めて参ります。

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2012.12.8開催

平成24年度日本家政学会関東支部若手の会主催 冬企画 テーブルマナー講座

テーブルマナー講座の様子

平成24年度冬企画は、フランス料理のテーブルマナー講座を開催しました。ハイアットリージェンシー東京の専門スタッフの方を講師に迎え、フランス料理のテーブルマナーの歴史や約束事などのお話の後、実際にフランス料理を食べながらテーブルマナーを体験しました。

参加者は12名で、乾杯で食事が始まり前菜、スープ、魚料理…と料理は進みました。食事の途中では、参加者からの質問や自分で料理を取り分ける場面もあり、交流を深めながら和やかな雰囲気で約3時間にわたる講座を終えることができました。また、和食のテーブルマナーもということで、特別に箸や茶碗の扱い方も教えていただきました。

最初はテーブルマナーに緊張していた方々も、講座を笑顔で終えることができ、美味しく食事を楽しむためのテーブルマナーを実践できた充実した会となりました。

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。また、この講座の開催にご協力頂きました、ホテルスタッフの方々にも御礼申し上げます。

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2012.8.4開催

平成24年度日本家政学会関東支部若手の会主催 夏季講演会 講演「王朝文学と日本の服飾」和田 早苗先生

講演会の様子

平成24年度夏季企画は、若手研究者の和田 早苗先生を講師として迎え、講演会「王朝文学と日本の服飾」を開催しました。

和田先生は日本服飾史、服飾美学をご専門とされ、特に平安時代の服飾を研究対象とされています。

参加者は10名で、約1時間の講演が行われました。物語絵巻の画像などを見ながら、物語の情景、着衣の説明、その時代の服飾文化などについてお話しいただきました。

まず、着衣が飛鳥〜奈良時代から平安時代までどのように変遷してきたのか、平安時代の装束の種類、それぞれの着装方法などについてご説明下さいました。その後、先生のご専門である平安時代の物語や和歌の記述にあらわれる服飾表現について、わかりやすくかみくだいた表現で見解をお話しになりました。講演後、学会員以外の参加者の方々もご参加下さり、30分間にわたるアットホームでありながら濃密なディスカッションが行われました。

閉会後も、和田先生と参加者の方々の間で30分以上も意見交換が行われ、非常に充実した会となりました。

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

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2010.11.20開催 
家政学をめぐろう!「家政学分野をめぐろう!デンプンの調理科学」

  今年度より若手の会では、「家政学分野をめぐろう!〜身近な家政学実践講座」として、家政学の各分野における見学会や実践講座を企画しています。今年の分野は「食物」です。今回は、「デンプンの調理科学」をテーマに近堂知子先生による実践講座を実施しました。
  最初に近堂先生よりデンプンについての講義がありました。片栗粉やコーンスターチ、くず粉などの身近なデンプンからご自身の研究テーマでもあるサゴデンプンまで、デンプンの構造をはじめとする調理科学的な観点から説明をいただきました。この講義を通して、デンプンの種類によって、できあがりの状態も違うことを確認することができ、いろいろな料理を作る際に役立つものとなりました。また、デンプンの研究で使用している実験機器の見学をし、それぞれについての説明を受けました
  次にデンプンを使った菓子として、ブラマンジェと葛切りを作りました。最初に近堂先生の師範があり、その後に参加者が作っていきます。ブラマンジェはコーンスターチを使った白い菓子です。なめらかでおいしいブラマンジェを作るためのコツを交えながらの実習となりました。また、葛切りはくず粉とサゴデンプンの2種類を作りました。サゴデンプンの葛切りは珍しく、くず粉で作ったものと比較をしながら試食をしました。できあがったブラマンジェを食べながら参加者同士の交流会も行い、意見交換をしました。講義を踏まえて、実践につなげた今回の企画も大変有意義なものとなりました。
  来年度の家政学分野をめぐろう!は「住」の分野です。楽しい企画を用意していますので、ぜひご参加下さい。
  今回の企画をもとに、より多くの学生・若手研究者の方々にこのような情報を発信することができたらと考えております。ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

近堂先生の講義で始まります近堂先生の講義で始まります

実験機器の見学をしました実験機器の見学をしました

ブラマンジェの師範ですブラマンジェの師範です

葛切りも作っていきます葛切りも作っていきます

いざ実習開始ですいざ実習開始です

葛切りを作っています葛切りを作っています

近堂先生の講義で始まります左:くず粉で作ったもの
    右:サゴデンプンで作ったもの
黒蜜をかけて頂きました

ブラマンジェにはキウイソースも添えて・・・ブラマンジェには
キウイソースも添えて・・・

最後は参加者全員で交流会最後は参加者全員で交流会

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2010.08.07 「Switch! Station 浦安」にて開催 
安全性からみた調理(IHクッキングヒーター体験)とエコな住宅(環境共生型住宅)の見学

  今年度より若手の会では、「家政学分野をめぐろう!〜身近な家政学実践講座〜」として、家政学の各分野における見学会や実践講座を企画しています。今年の分野は「食物」です。今回は、「安全性からみた調理(IHクッキングヒーター体験)とエコな住宅(環境共生型住宅)」をテーマに、東京電力(株)のオール電化体験型ショールームSwitch! Station浦安で見学会を実施しました。
  Switch!Station浦安は、太陽と風、環境を考えた電化機器を活かしたエコな住まいづくりと自然を感じるここちよい住まい方を体験できるオール電化ショールームです。また、調理面だけではなく安全性の面からも普及しているIHクッキングヒーターの体験もできる施設です。
  最初に東京電力(株)千葉支店建築施設運用グループの方より施設の説明があり、実際に施設を見学しました。見学中も住宅における環境への配慮、工夫等について詳しい説明がありました。見学を通して、太陽の光と熱、風通し、緑化など自然の恵みを受けた快適な住環境を体験することができました。
  次はIHクッキング体験です。IHクッキングヒーターについての説明を受けたあとに、実際に鶏のから揚げと炒飯を作りました。IHの安全面と衛生面、また熱効率の高さを実践する中で学びました。最後は参加者で試食をし、見学会を終了しました。
  今回は、「食物」だけではなく、「住居」「環境」も同時に体験することができ、大変有意義な見学会でした。
  今回の企画をもとに、より多くの学生・若手研究者の方々にこのような情報を発信することができたらと考えております。ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

最初に施設の説明を聞きます最初に施設の説明を聞きます

実際に触れてみました実際に触れてみました

IHクッキング体験(鶏のから揚げ)IHクッキング体験(鶏のから揚げ)

参加者で炒飯作りに挑戦参加者で炒飯作りに挑戦

IHで作った炒飯と鶏のから揚げIHで作った炒飯と鶏のから揚げ

参加者全員で試食をしました参加者全員で試食をしました

  ※ Switch!Station浦安は平成22年8月29日(日)で閉館しました。  

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2009.10.24  共立女子大学にて開催 
「女性研究者のワーク・ライフ・バランス〜研究・教育活動と子育ての中で〜」

  3月に開催した「女性研究者のワーク・ライフ・バランス」が大変好評でしたので、今回も同様のテーマで杉山久仁子先生(横浜国立大学)をお迎えし、女性研究者にとって大きな課題となっている「女性研究者のワーク・ライフ・バランス〜研究・教育活動と子育ての中で〜」をテーマに話題提供を頂いた後、参加者同士の意見交換の時間を設けた交流会を実施しました。
  杉山久仁子先生には3月にも研究・教育活動と子育てとの関わりについてお話し下さいましたが、今回は先生の現在の研究テーマと研究を志したきっかけ、家庭と研究の両立、研究を継続する原動力、子育てをしながら研究するために必要なことなどをプレゼンテーション方式でお話下さいました。大変ご活躍なさっている先生からのご自身の経験を踏まえた具体的な、貴重な話題を数多く提供して頂き、有意義な時間を過ごすことができました。その後の茶話会では参加者と杉山先生で活発な意見交換がされ、杉山先生の明るく前向きなご意見に参加者も勇気づけられている様子でした。アンケートにおいても参加者の方々からもとても楽しいお話で参考になることがたくさんあった、生き生きとした研究生活を話して頂きありがとうございました、今後の自分の進む道に悩んでいたので自分のやりたいことに自信を持とうと勇気づけられたなどとご好評頂きました。
  今回の企画をもとに、より多くの学生・若手研究者の方々にこのような情報を発信することができたらと考えております。ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

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2006.10.20  和洋女子大 
第4回 日本家政学会 関東支部 若手の会主催 講習会 統計基礎講座 −Excelで行う統計処理;分析ツールの活用術−

  数年続けて開催してまいりました統計基礎講座も今年度で4回目となりました。これまでは統計パッケージソフトSPSSを用いた講座でしたが、もっと手軽に統計処理を行ないたいという声から、Excelで行なう統計処理についての講座を開催いたしました。講師は引き続き、和洋女子大学人文学部教授 高梨一彦先生にお願いいたしました。講座の参加者は27名で、今回も盛況で、3時間の講習はあっという間に時間が過ぎました。統計の基礎をわかりやすく、また特別な統計専用ソフトを購入しなくても、Excelの分析ツールを使ってさまざまな統計処理を行なうことができるということを教えていただき、大変勉強になりました。講座の後の茶話会には17名の方が参加され、互いに交流を深めていらっしゃいました。
  来年度の予定は未定ですが、開催して欲しい講座のご希望等がございましたら、御連絡下さい。今回も多数のご参加ありがとうございました。今後とも日本家政学会関東支部若手の会をよろしくお願いいたします。

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2006.10.7  和洋女子大 
第3回日本家政学会関東支部若手の会主催講習会 統計基礎講座−調査・実験データの実践的解析方法に関して−

 一昨年度、昨年度に引き続き統計パッケージソフトSPSSを用いて統計基礎講座を開催しました。講師は本年度も和洋女子大学教授 梨 一彦 先生にお願い致しました。統計というと専門的な用語が多く眉間に皺を寄せながら画面とにらめっこということが多いですが、梨先生の軽快なお話とともに具体的な調査・実験データを用いながら統計解析法をわかりやすく教えていただきました。アンケートでは「初めてこのソフトを使ったので難しかった」との声もありましたが、「いいきっかけになった」「年に2、3回やって欲しい」などの声も寄せられました。講座の後には初めて交流会を行いました。会場は眺めの素晴らしい会議室で行われ、引き続き先生に質問する方、参加者同士の交流を深めている方など、とても温かい雰囲気の中、会を終えることができました。
多数のご参加をありがとうございました。

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2005.10.29 和洋女子大
日本家政学会関東支部若手の会主催講習会 統計基礎講座−調査・実験データの実践的解析方法に関して−

昨年度の統計基礎講座―調査データの解析方法に関して―の続編として、統計パッケージソフトSPSSを用いて昨年度よりも少し踏み込んだ統計解析法を紹介する統計基礎講座を開催しました。
多数のご参加をありがとうございました。

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2004.10.9 和洋女子大
日本家政学会関東支部若手の会主催講習会 統計基礎講座−調査データの解析方法に関して−

関東支部若手の会が一昨年度立ち上がり、活動開始しました。昨年度は初めての試みとして上記講習会を企画しました。実験データでも調査データでもばらつきのある大量のデータの中から傾向を導き出すには統計的手法は不可欠となります。しかし、統計的手法に関してもっと勉強したいと常々思っていても、ひとりで勉強することは容易ではありません。近年、SPSS等の解析ソフトが充実してきたので一応のデータは出てくるものの、本当に理解して、活用することは簡単ではありません。
そこで、今回は「調査データの解析方法に関して」の講習会を開催しました。
多数のご参加をありがとうございました。
     

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